静電気対策セミナーを開催しました!(宮崎県延岡市) – 株式会社山口商会 宮崎県の理化学機器・分析・校正・移設

第3回

静電気対策セミナーを開催しました!(宮崎県延岡市)

2月17日、18日に開催しました「静電気対策セミナー」についてご報告させて頂きます。
セミナーは旭化成株式会社様の麗陽クラブ・向陽クラブで開催させて頂き、2日間で69名のお客様にご参加頂きました。
ご多用の中ご参加頂き、誠に有難うございました。
とても多くの方に関心を持っていただき感謝しております。

今回の講師は、静電気業界で世界的にご活躍されております、
シシド静電気株式会社 営業本部 営業企画室長 山口様にご登壇頂きました。

Study Session

静電気の影響とは?

 

セミナーの内容としてはクリーンルーム環境を中心に、静電気の発生メカニズムから、それによって生じる異物混入や品質劣化の対策まで幅広くご講義頂きました。

私自身「静電気」に対する認識といえば、ドアノブを触った時の「バチッ」と来る静電気ショックくらいだったのですが、丁寧に詳しく講義して頂いたことで、「静電気」の発生メカニズムを理解することができました。
その際に、静電気発生のメカニズムを理解することが、静電気対策の有効化や効率化につながると感じましたので、セミナーの内容を少しご紹介させて頂きます。

Study Session

「静電気」発生メカニズムについて

身の周りのほとんどのものが、容易に「静電気」を発生させ、また帯電します。
そういったこともあり、「静電気」によるトラブルの多くは、もの(ワーク)や空気中のチリそのものが帯電していることが原因で起こっています。
ではどのようにして「静電気」が発生するのかを下記の表にまとめました。

≪重要≫ 静電気発生のメカニズム

2つの物(物と物、体と服等)の摩擦によって、生じる摩擦帯電が「静電気」発生の基本な原因であり、ちょっとした普段の行動により、「静電気」が発生してしまいます。
『対策をしているのになぜ静電気が無くならないのか・・・』とならない為にも、静電気の発生原因を理解し、それに伴った静電気対策を実施することが非常に大事と感じました。
厄介な「静電気」ではありますが、いずれもイオナイザーを導入することで対策・改善できます。

以上、セミナー内容を一部ご紹介させて頂きました。
簡単ではございますが、静電気対策のお役に立てられますと幸甚に存じます。

Study Session

静電気のトラブル及び対策と除電等について

 

◇静電気の発生メカニズム、静電気のトラブル及び対策と除電等について
より詳しく知りたい方は、シシド静電気株式会社のホームページにて『静電気の脅威』にてご紹介されておりますので是非ご覧ください。
ホームページURL http://shishido-esd.co.jp/

Study Session

インハウスセミナーも対応しております。

 

◇静電気トラブルでお困りの方、静電気対策セミナー及びインハウスセミナー等に
ご興味のある方は、当社迄、ご連絡お願いいたします。
電話:0982-33-2214 / FAX:0982-35-8002 / メール:info@yamaguchishokai.com

  • 株式会社山口商会
  • 井上 海男
  • 今回のセミナーに参加しました。

**講師経歴**
 講師:シシド静電気株式会社 営業本部 営業企画室長 山口 晋一 様 
   (RCJ静電気管理システム審査委員、主任ESDコーディネータ:ESDC-11-0015)

 1987年:トレック・ジャパン株式会社入社
 2004年:同社取締役 統括部長就任
 2009年:TREK INC(Vice President Sales and Marketing就任)
 2014年:シシド静電気株式会社入社(営業本部 営業企画室 室長)
 アジアマーケットへは、1998年から活動を開始し、液晶・HDD・半導体関連企業でのセミナー・工場診断を国内同様に行う。
 15年前より、ESDの主要な課題がHBM(人体帯電モデル)からCDM(デバイス帯電モデル)に移行して行く事が見込まれるので、
 CDM対策の重要性を指摘し、現在は、CDM対策だけでなく、金属間放電(Metal to Metau Contact)、CBE(帯電した基盤からの放電)
 の可能性についての解説も行っている。
 また、対策製品としてのイオナイザーに今後要求される能力として、除電時間・イオンバランスだけではなく、放電電極からの誘導帯電の低減、
 発生するイオンの均一性、送風ファンからの発塵を提言する必要性を提案し、静電気対策と塵埃対策の必要性を開設している。

**対外活動**
 IEC TC-101委員
 JIS 原案委員会 委員
 IDEMA JAPAN コンタミネーション&ESDコントロール部会 副部会長
 NPO法人 ESD協会副理事長
 RCJ静電気管理システム審査員(コンサルティングも対応)
 ESDコーディネータ認証・更新セミナー講師(ESDC-11-0015/T)

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