お久しぶりです!今回のブログを担当させていただきます豊島です。
- 株式会社山口商会
- 豊島 貴光
- 飼い犬が可愛くて堪りません❤
今回は、入出荷業務・倉庫管理の強い味方となる『ラベルプリンタ』をご紹介させて頂きます!
私は前職で、入出荷や倉庫管理に携わっていたことがあり、多くのラベルプリンタを使用し、時には修理も行ってきました。
その経験も踏まえ、弊社で多く実績のあります株式会社サトーのラベルプリンタをご紹介していきたいと思います。
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ラベルプリンタとは
ラベルプリンタとは、その名の通り、ラベルをプリントアウトする機械のことです。
任意のレイアウトや文字をラベル化することが可能で、スーパーマーケットの商品に貼付されているバーコードや、価格のシールなどを印刷することが出来ます。
様々な業種で導入されているラベルプリンタですが、入出荷や倉庫管理の部署において導入されているユーザー様が多いと感じます。
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導入のメリット
ラベルプリンタを導入することは、現場の作業効率化と安定稼働に繋がります。
ラベルプリンタが無いスーパーマーケットのお惣菜で例えてみますと・・・
紙に手書きで商品名を書く→商品の重量を量って金額を計算して紙に書く→含有物を全て紙に書く→記載の終わった紙をテープでパッケージに貼るという作業が必要になります。
さらに、バーコードは手書きでどうしようもないので、レジの方が金額を手打ちしなければいけません。
気が遠くなる作業ですね。
この作業を楽にしてくれる機械がラベルプリンタです。
商品名をパソコンで入力→商品の重量を量る→含有物や金額、重量、商品バーコードが記載されたラベルが印刷される→ラベルをパッケージに貼る→レジの方は商品バーコードをリーダーで読み取る
手書きはどうしてもミスが出ますし、人によって差が生まれてしまいますが、ラベルプリンタは差が生じずコンスタント且つスピーディーに活躍します。
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更新のメリット
皆様の中には、ラベルプリンタは現場にあるし自動化なんて当たり前という方もいらっしゃるかと思います。
ラベルプリンタの技術は10年前と比べて大きく進歩しています。
サイズはあまり変わりませんが、カラーディスプレイが搭載されるなど、見た目が大きく変わりました。
大きく変化した点として、
印刷速度向上
サポート性向上
が挙げられます。
ラベルプリンタを更新したことにより、大きく作業効率が変わった実例をご紹介致します。
【印刷速度向上で、作業時間が1/8に!?】
<実例>
A社・・・作業者4名、8時~17時までが勤務時間 土日休み
毎週金曜日の16時から、次週生産する製品のフローを印刷していました。
2台のラベルプリンタで印刷をしており、印刷が終わるまで平均3時間掛かります。
印刷後は1時間以上かけて印字のずれや摺れ等が無いか確認を行い、製品のファイルに挟んでようやく終了です。
1週間交代で2名の残業者を決めていました。金曜日は隔週3h以上残業です。
お子様のお迎えをご両親に頼んだり、華金なのに予定が組めなかったりと非常に困っておられました。
⇒⇒⇒
この2台を『CL4NX-J12』へ更新いたしましたところ、、、
印刷時間は28分となりました。
これまでは印刷時間がかかる為、印刷中は別作業をしていましたが、印刷時間が短縮されたことにより、並行して印字ずれの確認を行うことができ、全体の作業が40分に短縮され、残業が”0”になりました。
初期コストは掛かりましたが、作業者のストレス軽減、残業0という結果を生んでいます。
【サポート性向上で、出荷ズレ0に!?】
<実例>
B社・・・作業者10名、7時30分~15時30分までが勤務時間 日曜休
月曜日から土曜日まで、入出荷業務を行っていました。
ラベルプリンタは16台あり、それぞれ印刷するラベルの種類が異なります。
特に重要なラベルを印刷するラベルプリンタは予備を用意しており、1台故障しても予備がすぐ使えるようにしていました。
ある土曜日の15時頃に、ラベルプリンタ1台がラベル詰まりを起こし、予備で印刷しましたが印字ずれが発生し使えません。
社内のシステム担当に連絡をしましたが、その方は土日休みの勤務体で、当日は県外に行っており、すぐ連絡がつきません。
電話連絡をし続け、連絡が付いたのは18時頃、作業者は全員残っていました。
システム担当の方が電話で対応を指示するも、復旧せず、10製品ほど出荷が2日ずれる事態となりました。
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プリンタ16台中3台を『Sceata CT4-LX』に更新したところ、、、
システム担当の対応時間が月300分⇒月10分へ短縮!
更新は3台ですが、Sceataのヘルプ動画を見て、旧製品の症状確認を行っており、一次対応を現場で行っています。
更新後2年経過した現在も、製品出荷のズレにつながる問題は発生していません。
サポート性向上という点については、ラベルプリンタ本体にディスプレイを搭載したことにより、エラーの対処方法を動画で見ることが可能となりました。
この機能により、『誰でも』『正確に』状況を確認することができ、復旧までの時間を短縮することが可能となっています。
また、最新のラベルプリンタには、今注目されている“RFID”に対応したものもあります。
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RFIDとは
RFIDとは、自動認識技術の一つで、RFタグのデータを非接触で読み書きするシステムです。
製造、物流、小売、サービス、交通などの分野において重要な役割を担いつつあり、業務改善やセキュリティ対策を実現するツールとして、各業界で導入が加速しています。
バーコードはレーザなどで1個1個スキャンするのに対し、RFIDは電波でタグを複数一気にスキャンすることが出来ます。
まずバーコードとRFIDにおける棚卸作業の比較動画をご覧ください。
240足の靴下を棚卸しています。前半がバーコードでの棚卸、後半がRFIDによる棚卸です。
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RFIDのメリット・デメリット
〇メリット
・スキャナをかざすだけで複数のタグを一括で読み取れる(時間短縮)
・高い場所のタグなど、距離が離れていても読み取れる(時間短縮・安全確保)
・箱の中に隠れているタグも読み取れる(時間短縮)
×デメリット
・RFIDタグが反応しないと読取から漏れる可能性有
・バーコードと比べ導入コストが高い
RFIDのメリットは何といっても作業時間の短縮にあります。
比較動画では、
バーコード・・・250秒
RFID・・・・・・9秒
という結果となり、作業時間が96.4%削減されました。
踏み台を使っての作業もなくなって安全になりました。
しかし、タグが反応せずチェックから漏れてしまう可能性も0とはいえず、バーコードと比較し導入コストがかかってしまう難点があります。
バーコードは1個1個スキャンするため確実性は高いですが、読み込む手間と時間がかかります。
RFID管理とするか、バーコード管理とするかは、現場環境に合わせて慎重に選択をする必要があります。
サトーのラベルプリンタは、プリンタ内部にRFIDモジュールを搭載しており、ラベルに連続で情報を登録しながら、表面に文字やバーコードを印字します。
バーコードを印字することにより、既存のシステムを併用できるうえ、発行後にRFタグが故障した場合も安心です。
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まとめ
今回は入出荷業務・倉庫管理の強い味方となる『ラベルプリンタ』と『RFID』についてご紹介致しました。前職でラベルプリンタに携わっていたため、印刷速度やサポート性向上は分かっているつもりでしたが、今回のブログ作成に際し、技術はすごいスピードで進歩しているんだなと感じました。
ラベルプリンタ導入・更新をご検討中のお客様におきまして、一つの検討資料としてご活用いただければ幸いです。
弊社では、ラベルプリンタの選定・お客様の現場に合ったシステムのご提案・導入のサポート・アフターフォローまで一貫して実施させて頂きます。
是非お問合せください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!