いきなりですが、動画です。
ある製品の比較試験のものです。
これだけで内容が分かった方は、恐らく設備系に携わっているかと思います。
ある工場で既設品と比較試験を行ったところ、なんと結果は下記の通り。
◎蒸気漏れ量:40%減
◎年間コスト:46万円減(試算)
是非一度、デモをさせて頂きたい所存です。
【お問い合わせはこちら】
- 株式会社山口商会
- 豊島 貴光
- 比較試験を担当しました。
…駆け足すぎました。
水蒸気が上がりつつ、強い蒸気が断続的にブーッと出るこの光景。
蒸気を利活用する工場では「ドレン対策」として一般的かと思います。
ドレンは配管を傷めてしまうので、必要な光景ですよね。
そうです、今回のお題は「スチームトラップ」。
中でも、蒸気漏れの少ない省エネ型スチームトラップ「エネトラップ(株式会社エコファースト)」の紹介です。
Q & A
Q:何がスゴい?
A:可動部がないので、蒸気漏れが大幅減!
冒頭の動画、下の方は動作が止まっても見えますが、これこそが「エネトラップ」の特徴です。
従来型スチームトラップの勢いが良すぎるので、漏れる蒸気を可視化してみたのがコチラ。
従来型スチームトラップからは大きな泡がボコボコと出ていますが、エネトラップからはほとんど泡が見えません。
蒸気漏れが少ない証拠です!!
従来型トラップの多くは、可動部を持ちます。
ある程度ドレンを溜め、蒸気の圧力で溜まったドレンを吐き出す仕組みですね。
それが「断続的にブッと出」ることの正体です。
http://www.enetrap.jp/495128860(スチームトラップの仕組み)
つまりドレン排出の際、可動部が動く少しの間は蒸気が漏れることになります。
見えにくいロスですが、スチームトラップは終日動作しますので、累積コストは膨らむという訳です。
Q & A
Q:既設品があるけれど、交換には早い?
A:早めでも導入効果が見込めます!
スチームトラップ自体、ライフサイクルは長めかと思います。
弊社が行った試験も、製造現場で6年使用したスチームトラップとの比較でした。
ですので、新品のスチームトラップとも比較しましたが…
それでも、蒸気漏れ量は39.3%減!!
工場の規模や状況に左右はされますが、「まだ交換には早い」と考えるよりも、
そもそもの導入効果が大きいと考えて良さそうな結果でした。
In the End
終わりに
試験結果にかなり驚きました。
また、工場を歩き慣れると「蒸気は出るもの」と思ってしまっていましたが、
自分の中の固定観念の周辺に、効率化はあるのかもしれないとも感じました。
社内でも話題になり、他のユーザー様へのデモが既に行われています。
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