安全衛生製品の『役割』と『重要性』

安全衛生製品とは、ヘルメットや保護ゴーグル、安全靴などの人体を守る為の製品の総称です。つまり命を守る製品と言えます。
身に着けるものだけでなく、安全に対する意識を高めるための標識、ポスターなども含まれます。

例えば、
・何かの拍子に頭をぶつけて痛い思いをした
・足の小指を棚の角に打ち付けて痛い思いをした
・茶碗を洗っている最中に洗剤や水が目の中に飛んできた
という経験が有るかと思います。

日常で起こりやすいこれらの事象は、『安全衛生製品』を使用することで、リスクをグッと減らすことが出来ます。

頭をぶつけることに対して、ヘルメットを着用すれば、怪我のリスクを減少できます。
日常で良くあるのは、家で足の小指をぶつけることですが、さすがに部屋の中で安全靴は履けませんので、対象物にコーナーガードを取り付けることで、怪我のリスクを減少できます。
茶碗洗いの際の洗剤や水は、メガネや保護ゴーグルを使用すれば安心です。例えばこれが劇薬で、保護具を着用せず被液すると、失明や火傷となります。

安全衛生製品についてより詳しく勉強してみましたので、記載していきます。

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安全衛生製品の『種類』

文献ではよく分からなかったので、世界で一番売れている「安全・安心」の保護具メーカー、スリーエムジャパン株式会社(3M)の方に色々教えていただきました！

ちなみに「スリーエム」と聞いて皆様が思い浮かべるものは何でしょうか？
私は初めて知ったのですが、
世界的に有名なポスト・イットはスリーエム株式会社の商標でした。
スリーエムジャパン㈱は、スリーエム㈱の日本法人です。
ヘルスケアや自動車、半導体、通信、建設、石油関連など幅広く携わっている会社ですが、今回は「安全衛生製品」に着目し、教えていただきました。

まず、スリーエムジャパン㈱で取り扱っている製品は大きく分けて8つあります。

さらにこの中に多数の種類があるのですが、全部はご紹介できないため、ピックアップしてご紹介をさせて頂きます。

◎墜落制止用器具-フルハーネス

なぜフルハーネスを最初にご紹介したかと申しますと、法改正に伴い、2メートル以上の高所作業においては、原則フルハーネスの着用が義務化されることが決定している為です。実施は2022年1月1日からとなります。
改正の背景につきましては、以下厚労省のページをご覧ください。
【詳細はこちら】

これまで安全帯で良かった高さが、フルハーネスでなければいけなくなります。
種類も多数ありますので、今のうちから選定されることをお勧め致します。

◎化学防護服/使い捨てマスク

次にコロナ禍でよく見かけるようになった化学防護服/使い捨てマスクですが、やはり全体的に在庫が非常に少ない状況にあり、今後も納期未定となっている製品が多くあります。
しかし、上に挙げている製品は現在も在庫があります。
在庫がないだろうと諦めず、まず弊社にお問い合わせください。

◎保護メガネ/ゴーグル

スリーエムジャパン㈱の保護メガネは、独自の開発力により、お客様のニーズに応える製品を多数揃えております。

〇お客様に合ったベストポジションを
ツルの長さやレンズの角度を調整することが出来るため、お客様の好みに合わせたポジションで装着可能です。

〇メガネをかけても痛くならない
保護メガネをかけた時の不快感の多くは、特定箇所に圧力が集中することで起こります。特に、耳の上に圧力が集中することがあります。
スリーエムジャパン㈱では、顔を600箇所に分けて、保護メガネをかけた際の圧力を測定し、一定のポイントに圧力がかかりすぎないよう設計しております。(圧力分散技術)

〇業界トップクラスの軽量性
20gを切る圧倒的な軽量性を実現しています。
上でご紹介した圧力分散技術とあいまって、着用負荷が軽減され、長時間付けても疲れづらい製品になっております。

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安全衛生製品の『適正』

安全衛生製品を選ぶ上で、一番重要なポイントは、
使用する環境に合った製品を選ぶことです。
先に記載しましたように、保護メガネ一つをとっても多数の製品があります。

・メガネが曇りやすい作業環境
→レンズに防曇コーティングがされた製品を
・粉じんが多い作業環境
→ひさしの付いた製品を
・日差しの強い作業環境
→紫外線カットの製品を
それぞれ選定する必要があります。
日差しの強い作業環境で、防曇コーティングがされた製品を使用しても、保護メガネの意味がありません。飛来物に対しては効果を発揮しますが、ずっと浴びている日差しに対する対策がされていない為、目を悪くしてしまいます。

弊社にご連絡いただけましたら、お客様の作業環境に合った製品をご提案させて頂きます。

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